この自由研究の題名は「ペーパークロマトグラフィー」と言いますが、『クロマトグラフィー』とは、物質の吸着力の差に依って、分離させる方法のことを言います。
これには、コーヒーフィルターやろ紙を使う、この動画のやり方の他に、ガラス板とシリカゲル等の吸着剤を使う方法や、ガラス菅にシリカゲル等の吸着剤を詰めて行う方法もあります。
しかし、小学生の自由研究なら、このコーヒーフィルターを使った物が一番簡単で、しかも安全に行えます。
水性サインペンは、最低でも3社、大体5~6社の物を揃えると良いでしょう。
方法は切ったフィルターの下部に水性サインペンで丸を書き、水に浸けるだけ。
ろ紙への吸着力が強い色の成分程早く上へと上って行く性質を使った実験です。
やはり絵の具で色を作る時の様に、緑色のサインペンは水色と黄色を使っているようですね。
でも、各社でその割合が違うので、A社、B社、C社・・・と各色での色の使い方の違いを結果として分析しましょう。
簡単ながら、思わぬ色を使っていたりする点が面白く、また、『実験している』tいう気分が、理系にあまり興味の無かった子にも味わえます。